許す

許す「いいよ、気にしなくて」
と私は彼に笑いました。

彼は時々、時間にルーズな瞬間がありました。
そのたびに、待っている私としてはヤキモキしていましたし
「私の方からコンタクトを取ってみようか」とも思ってみたのですが
彼がバタバタしているのかもしれない・・・などと考えると、静かに待っていたほうが良いだろうと判断したのです。

もちろん、実際に彼が忙しくて時間に遅れてしまうことも在りました。
それは仕方が無いと素直に思いましたし、それらを許してきましたが
「許す」というのは、愛情表現の1つですが
相手によっては「甘え」の1つともなってしまうものなんですよね(汗)

「このくらいならば許されるだろう」
という気持ちが彼の中に生まれてきているのは薄々感じていました。
最初は申し訳なさも持っていてくれたのですが
時々ストレートに
とっくに帰宅してたんだけど何だか面倒臭くて
約束の時間はとうに過ぎているのは分かってたんだけど、ついつい後回しになって
などと言われるようになったのです。
流石にその言い回しは傷つきますよね(苦笑)

そうして私は1つずつ、彼の許せない言動と言うものを感じるようになり
その感覚が強くなるたびに別れを思うようになりました。
それから半年が過ぎた頃、私たちの関係はピリオドとなりました。

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